茶道具 翔雲堂

商品No.0082
有明写茶入
作品名:有明写茶入
作者:笹田有祥
売り切れ
備考:東山裂/大名物写/桐箱入

■有明茶入について
有明の茶入(安国寺肩衝)は、
初め有明肩衝と呼ばれ、
豊臣秀吉の秘蔵品のものを、
細川三斎が拝領したそうです。

しかし三斎は、財政困難のためこれを手離し、
安国寺恵慶が所持して安国寺肩衝と呼ばれるようになったとか。

関ケ原の役のあと恵慶は京都の四条河原で処刑され、
この茶入は合戦前の約束によって、
徳川家康から津田小平次秀故が賜わったようです。

この茶入には中山肩衝の別名もあるみたいです。


■東山裂について
東山金襴(ひがしやまきんらん)は、名物裂の一つ。
三枚綾地や五枚繻子地に、金糸で一重蔓や二重蔓の牡丹唐草紋を織り出した金襴のようです。

地色や唐草紋の違いにより、
萌黄地に一重蔓小牡丹唐草紋を「南禅寺金襴」、
白地にニ重蔓中牡丹唐草紋を「本願寺金襴」、
縹や紺地を「高台寺金襴」
などの別称があるそうです。

東山は、東山殿・足利義政が所持していたことによる、
または足利義政が明に注文させて作らせたことに由来しているのだとか。


■笹田有祥(笹田仁史)
笹田有祥は、昭和27年京都生まれ。
手塚央に師事し、茶陶を指導されたそうです。
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