茶道具 翔雲堂

商品No.0084
丸壺茶入
作品名:丸壺茶入
作者:桶谷定一
備考:定家緞子/中古品/桐箱入

■定家緞子(ていかどんす)について
定家緞子は、名物裂の一つ。

縹地に、桔梗、菊などの蔓唐草紋を薄い黄茶、
または薄青の色糸で織り出した緞子だそうです。

京都島原の定家太夫の打掛の裂だったようで、
中国明末清初の製といわれるのだとか。

類裂に「正法寺緞子(しょうぼうじどんす)」があるようです。

正法寺緞子も名物裂の一つ。
薄縹の経糸に白ないし黄に緯糸で、
互の目に配した桔梗・梅鉢・菊花紋と、
左右に短く伸びた二重蔓唐草を織り出した緞子だそうです。

正法寺に伝来したことに因む名だとか。
大名物「白玉文琳」の仕服に用いられるみたいです。

定家緞子は『古今名物類聚』に載っているようです。


■二代目桶谷定一(桶谷洋)
昭和10年 京都東山の窯業地に生まれる。
昭和30年 京都伏見高校陶磁器科卒業。日展陶芸家。

日本工芸会会員
京都美術工芸作家協会会員
京都クラフト展 銀賞
京都工芸美術展 優賞
京展・他工芸展 受賞
日本伝統工芸近畿展 10回受賞
日本伝統工芸展 3回入選

大正末期に東山区今熊野蛇ヶ谷の現在地で、
父定一が開窯、帝文、日展に出品、各展で受賞。

天目釉を得意とした父に製陶を習い、
自身も日展、各展に出品、受賞。

二代を継ぎ美術陶芸品を作る。

なお、純出品作品には本名を使う。

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