茶道具 翔雲堂
商品No.0098
作品名:ぶりぶり茶器(松竹梅蒔絵)
作者:宗景
価格:20,000円
備考:桐箱入
■ぶりぶり(振々)とは
ぶりぶりは、木を八角形に削り、
両端を細く中央を太く瓜型にして車輪を付け
「ぶりぶり」とひっぱって遊ぶおもちゃだそうです。
江戸時代から小さな子どものおもちゃとして親しまれたのですが、
次第に祝儀用の飾り物として使われるようなったみたいです。
中国で田地を平らにするために用いた瓜形の農具のリクトクが祖型なんだとか。
ぶりぶりの名の由来は複数あって
「教育玩具の1つとして、
農耕道具を模して子供のオモチャにした。」
「宮中で大人が遊ぶゲームを子供もやりたがるので、
模して子供のオモチャにした。」
などだそうです。
ぶりぶりの形を香合にしたのが、
表千家の覚々斎宗左好「ぶりぶり香合」だそうで、
この香合はその息子の又玄斎がもらったので、
裏千家でも正月に使用されるようになったのだとか。
一説には又玄斎の子供時代に、
もてあそんでいたぶりぶりの形により、
その父が好んだとも言われているそうです。
■宮田宗景
蒔絵師の宮田宗景は、
昭和45年より蒔絵師の蓑輪一星に師事し、
昭和50年に独立したそうです。
越前蒔絵見本市で入選、漆芸協会賞等を受賞しているようです。
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