茶道具 翔雲堂

商品No.0109
銘入茶杓 銘:一聲
作品名:銘入茶杓
作者:長谷川寛州
価格:15,000円
銘:一聲
備考:大徳寺三玄院主

■一聲とは
一聲といえば、鹿の鳴き声でしょうか。

「奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の
 声きく時ぞ 秋は悲しき」(百人一首)
秋には、雄の鹿が雌を求めて鳴くとされており、
そこに遠く離れた、
妻や恋人を恋い慕う感情を重ねているみたいです。

禅語の一聲雷震清風起
(一聲雷(いっせいらい)震(ふる)うて
  清風(せいひょう)起こる)とは、
「雷声轟き、ひと時の激しい雨の後、
 一陣の清風が吹き起こって、
 さしもの暑さもほこりっぽさも、
 いっぺんに洗い流して、
 しおれた草木をはじめ、
 萎えがちな人間をも、
 蘇らせるほどのすがすがしい様子」
を表すそうです。


■長谷川寛州
老師 臨済宗 大徳寺 紫野 三玄院 元住職。

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