茶道具 翔雲堂
商品No.0110
作品名:銘入茶杓
作者:松長剛山
価格:15,000円
銘:村雲
備考:大徳寺
■茶杓
節上が全体に黒っぽく、
節下はまだらになっています。
■村雲とは
村雲は、まだら雲のことで、
ロール状・斑状・層状などと形容される、
集まり方をした雲だそうです。
村雲といえば「月に村雲、花に風」か、
大鏡の
「月のかほにむら雲のかかりて、
すこしくらがりゆきければ・・・」
でしょうか。
この大鏡のむら雲、
花山天皇が退位の際の、
「明るい月の光を、
まぶしくお思いになっているうちに、
月の面に一群の雲がかかって、
少し暗くなっていったので、
[わが出家は成就するなりけり]
と仰せられた。」
という文章の一文だそうです。
■松長剛山
昭和18年 大阪府能勢町生まれ。
昭和25年 大阪府長杉寺 松長元祥に
のち 京都建仁寺僧堂で、竹田益州に参禅。
昭和46年 大徳寺塔頭高桐院 住職。
三重県上野市龍王寺住職を兼務。
大徳寺禅語録集成編纂委員。
久田流有栖川系茶道十三代家元。
細川三斉流茶道顧問。
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