茶道具 翔雲堂

商品No.0129
長次郎写東陽坊
作品名:長次郎写東陽坊
作者:佐々木昭楽
価格:6,000円
備考:紙箱入

■東陽坊について
東陽坊ゆかりの茶室が京都建仁寺にあるそうです。

利休書付の銘「東陽坊」は門人の浄土宗真如堂(真正極楽寺)の住職、
東陽坊長盛だとか。
その茶室「東陽坊」は後、建仁寺本坊にうつされたようです。

伝来は、東陽坊長盛→本願寺→中井主水→武田杏仙法印→
 鴻池道憶(元禄10年)→鴻池善右衛門(万延2年)
だそうです。

疎安名物記によると、
昔、利休が招いて茶碗を作らせた朝鮮人の陶工なので、
朝鮮の「朝」の字をとって「朝次郎」という説もあるみたいです。

その姿は、丸く小振りな高台に広い畳付を有し、
膚はだはなめらかな黒釉が艶やかな光沢を放っているそうです。
これは、長年にわたって使われてきたからこそ生まれた光沢なんだとか。

口縁部は薄く、腰から高台、また、胴から口縁部にかけて、
ほとんど丸みがなく、目跡は五つ、渦兜巾はないようです。

見込みに広がる空間は深く、その形から、
長次郎茶碗の中でも最古格に属する作品と考えられているみたいです。

箱の蓋裏に、利休自筆の書付があるそうです。


■三代目・佐々木昭楽
1944年 京都生まれ。
1962年 父、二代目松楽に師事。

松楽窯では赤楽・黒楽のお茶碗をはじめとする
「茶陶」に力を注いでいるそうです。

松楽窯は、錦手絵付師佐々木松楽が、
京都清水にて楽焼を志したのが始まりのようです。

現在地の亀岡へは、二代目松楽のときに移転、現在三代を教えるそうです。

大徳寺御用達としても活躍しているとか。
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