茶道具 翔雲堂

商品No.0176
四滴茶入(色変わり)
作品名:四滴茶入(色変わり)
作者:茂
備考:桐箱入

■油滴といえば
「油滴」というと、
「油滴天目茶碗」を思い浮かべる方も多いと思います。

国の重要文化財「油滴天目茶碗」は、建窯で焼かれた碗で、
高台周辺を除いて全体に掛けられた漆黒の釉、
内・外面の黒い地に銀色に輝く斑紋、
その美しさが油の滴のようであるところから「油滴」の名があるそうです。

この碗の内箱には「ゆてき」と、
さらに「天目」と墨書されているようです。

これは 千利休、あるいは 古田織部 の筆によるのだとか。

中国福建省北部の水吉鎮にある建窯で焼かれた碗で、
黒い釉薬の掛かった碗は、特に「建盞(けんさん)」と呼ばれ、
中国で喫茶の碗として最高のものとされたようです。

『君台観左右帳記』には、
「土之物」の中で最高とされる曜変に次ぐものとして
「油滴」が挙げられているみたいです。
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