茶道具 翔雲堂
商品No.0185
作品名:鶴亀蓋置一双入
作者:韓国慶安窯
備考:桐箱入
■長寿・夫婦円満の由来
「鶴は千年、亀は万年」とあり、
長寿・夫婦円満の象徴としての印象が強い鶴亀。
すでに平安時代から装飾のモチーフに用いたそうで、
歴史物語の『栄花物語』「けぶりの後」の条に
「女房の装束例の心々にいどみたり。
すぢをき、鶴亀松竹など、心々にし尽くしたり」
とあるようです。
鶴は、夫婦仲が大変良く一生を連れ添うこと(夫婦鶴)とか、
鳴き声が共鳴して遠方まで届くことから
「天に届く=天上界に通ずる鳥」
といったことが言われているそうです。
また、欧米などでも
「神秘の鳥」「幸運のシンボル」とされているみたいです。
鶴の長寿説は紀元前120年頃に書かれた、
淮南王劉安著『淮南子(えなんじ)』の
「鶴千歳」「容姿が端麗なところから仙人に侍する鳥」
に由来するそうです。
亀の夫婦円満の象徴というは、
『浦島太郎』のお話からきているみたいで、
「浦島太郎が老人になったのちも、
乙姫(亀姫)が太郎を慕い続けて添い遂げ、
やがて太郎は鶴に、乙姫は亀に化身した」
ということのようです。
■慶安窯
慶安窯は、昭和48年に韓国広州で、
茶道具処オオタカが作った窯だそうで、
大徳寺再住 桂堂老師が命名したようです。
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