茶道具 翔雲堂

商品No.0188
大樋飴茶碗
作品名:大樋飴茶碗
作者:松雲窯喜仙
備考:桐箱入

■大樋焼について
大樋焼は、石川県金沢市にある、
340年余の伝統をもつ楽焼の脇窯だそうです。

加賀の河北郡大樋村で、
窯を建てて藩の焼物御用を務めた「長左衛門」が、
稀有な茶の湯の道具として発展させたもので、
加賀藩からの手厚い保護を受け、現在に至っているようです。

大樋焼の色は、飴色が一番独特なのですが、
これは、初代長左衛門が加賀に来るとき、
京の楽家より
「飴色以外の楽茶碗の色を使用することを禁じられた。」
ためだそうです。

また、大樋の土が鉄分を含んで、
大樋の飴色の発色に適していることや
抹茶の緑との配色の調和がとれていたこと、
北国の冬は長く寒いので、
飴色の暖かい感じが多くの人に好まれたこと
などが挙げられるみたいです。


■松雲窯(泉喜仙)
加賀五代藩主前田綱紀松雲が、
初代喜仙茶道を精進したそうで、
松雲の徳を偲び大樋の脇窯として
「宗和流家元辰川宗弘宗匠松雲窯」
としたもののようです。
売買方法のページへ

トップページへ