茶道具 翔雲堂

商品No.0193
花いかだ香合
作品名:花いかだ香合
備考:淡々斎好/紙箱入

■花いかだについて
季節は晩春、川面に広がる花が連なった「花いかだ」。

地面に散り一面花模様となったものは、
「花むしろ」というそうです。

「ハナイカダ」をウィキペディアで調べると、
北海道にも自生する葉っぱの上に花が咲く、
別名「嫁の涙」という落葉低木が出てきます。

この別名、以下の民話から来ているそうです。

「殿様の使いから
 [葉に実のなる木を見つけてこい。]
 と命じられ、
 若いお嫁さんが夜遅くまで山中山と、
 空を必死で探すが見つからない。
 悔し涙の一粒が足元に落ち、月で光った涙の玉が
 木の葉の真ん中で真珠のように輝いた。」

一説には、昔、川に筏にくくりつけた骨壷を流し、
早く紐がとけて壷が川に落ちると、
早く極楽にいけるとの言い伝えがあったそうで、
花は骨壷と一緒に添えられていたものなんだとか。

この情景が花いかだの由来なんだそうです。

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