茶道具 翔雲堂
商品No.0234
作品名:松葉盆
作者:象彦(九代目西村彦兵衛)
売り切れ
寸法:縦7cm、横14cm
備考:紙箱入/2枚有り
■松の雑学について
ここでは「松」に関する雑学を少し取り上げようかと思います。
1.「松竹梅」の松
松は常緑樹として冬も緑の葉を茂らせることから、
若さ・不老長寿の象徴とされ、
竹、梅と合わせて「松竹梅」としておめでたい樹とされるようです。
2.「ご神体」の松
羽衣の松は御穂神社のご神体で、
祭神の三穂津彦命(大国主命)・三穂津姫命が、
降臨する際の依り代とされるそうです。
3.「奇跡の一本松」
東日本大震災による津波に襲われほぼ壊滅した高田松原の中で、
ほぼ唯一流されずに残った奇跡の一本松。
岩手県陸前高田市の高田松原は、
350年にわたって松を植林し、
当初、約七万本あったみたいです。
4.松の異名
秦の始皇帝が雨宿りに使った松に、
「大夫」の爵位を授けたことから、
松の異名を「大夫(太夫)」というそうです。
5.謡曲「高砂」
謡曲「高砂」は、高砂の松を題材としたもののようです。
6.小松引き
子の日(ねのひ)のときに、
千年の寿命を祈って小松を引き抜く
「子の日の松」というのがあるそうです。
この子の日の小松引きという行事にあわせて、
和歌を詠むことがあったそうです。
■象彦
象彦は、多くの職人を統括し、
材料・技法・意匠までを監修する、
アートプロデューサー的存在となっているみたいです。
作品の作者名が「象彦作」ではなく
「象彦製」となっているのは、この為なのだとか。
売買方法のページへ
トップページへ