茶道具 翔雲堂

商品No.0242
掛軸一行書(清風萬里秋)
作品名:掛軸一行書(清風萬里秋)
売り切れ
共箱:大徳寺黄梅院 小林太玄老師
備考:桐箱入

■清風萬里秋とは
清風萬里秋(せいふうばんりのあき)は、
『禅林句集』の
「昨夜一声雁 清風万里秋」
から来ているようです。

昨夜一声の雁は、修行者が長い修行の末、
機縁熟して、忽然として悟りを開くことだそうです。
清風万里秋は、秋がいたる所に訪れて、
すがすがしい風が吹き 渡っている情景、
あたかも、悟りを開いた瞬間、
澄み切った秋空のように目の前が開ける状態のことみたいです。

ただ「清風万里秋」は、万物の凋落(ちょうらく)を誘う、
何となくもの悲しい風という捉え方もあるのだとか。


■小林太玄
小林太玄は、昭和13年に奉天
(今の中国遼寧省の瀋陽)で生まれた人で、
6歳のとき出家し、
花園大学卒業後相国寺僧堂の大津櫪堂に参禅。
昭和50年には大徳寺塔頭黄梅院住職に就任したとのこと。

とても達筆であることで有名なのだとか。


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