茶道具 翔雲堂

商品No.0249
掛軸一行書(萬里一條鉄)
掛軸一行書(萬里一條鉄)
作者:大徳寺派渓雲寺 平兮伯道師
価格:15,000円
備考:共箱なし/桐箱入

■萬里一條鉄とは
「萬里一條鉄(ばんり いちじょうの てつ)」
禅語から来ているようです。

村田珠光は、 足利義政から「茶の心とは何か」と問われ、
「茶とは遊に非ず、芸に非ず、ただ禅悦の境地にあり」
と答えたそうです。

茶禅一味と言いますが、日々の研さんを怠らず、
一心に「茶道の心」を極めようと欲すれば、
いつか必ず「禅悦の境地」に到達できるのではないでしょうか。

利休時代、侘び茶へ発展する茶道。
日本の心「おもてなし」が、
禅の心「禅悦の境地」と結びつき、
「一期一会」「和敬清寂」という言葉へと繋がっていったようです。

茶道の日々の積み重ねは無駄にならず、
宇宙の法則に沿った、幸福へと誘う道をまっすぐに進んでいて、
究極的には成仏できる条件を満たして行けると、
当時の茶人たちは思っていたのかもしれません。


■平兮伯道
大徳寺派渓雲寺別院紫竹庵住職。

平兮の読み方は「ひらな」だそうです。
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