茶道具 翔雲堂

商品No.0285
青海波蓋置
作品名:青海波蓋置
作者:加賀瑞山
価格:5,000円
備考:桐箱入/箱よごれ有

■青海波とは
青海波(せいがいは)は、
祝い事に舞われる雅楽の演目
「青海波」の衣装に使われる文様で、
半円形を三重に重ね、波のように反復させたものだそうです。

また、元禄時代、漆工の青海勘七が、
特殊な刷毛で波模様を書き、
青海波と呼ばれる様になったともいわれるとか。

吉祥模様で、末広がりに広がっていく様子から、
縁起の良い柄として広く愛されているようです。

青海波の舞は、二人の楽人がゆったりと、
袖を振りながら舞う非常に優美な舞で、
源氏物語の第七帖「紅葉賀」の場面に、
取り上げられたことで有名なのだとか。

青海波の装束を着る時は、
青海波と霞の模様が刺繍された下襲に、
牡丹などが織られた半臂をまとい、
千鳥が刺繍された袍の右肩を袒ぎ、
太刀を佩き、別甲をかぶるようです。


■加賀瑞山
明治29年 桑名市に生まれる。
 伯父、寅次郎の教えを受け、陶芸を志す。
大正06年 独力で開窯。桑名萬古の再興を目指す。
昭和17年 工芸技術保存資格者選定。
昭和54年 桑名市無形文化財に指定を受ける。
昭和57年 86歳で死去。
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