茶道具 翔雲堂

商品No.0304
珠光文琳茶入
作品名:珠光文琳茶入/
 唐草緞子(大名物)
作者:笹田仁史
価格:15,000円
備考:桐箱入

■珠光文琳(じゅこうぶんりん)
珠光文琳は、漢作唐物の大名物。

村田珠光が所持したところからこの名があるとか。

その後、天王寺屋宗及が所持したところから
「宗及文琳」「天王寺屋文琳」ともいうようです。

口は小さく丸縁で、捻返しが浅く、甑は低く、
甑廻りがやや窪み、胴が張り、極めて薄い沈筋一線が廻り、
裾以下は朱泥色の土見で、轆轤目が細かく廻り、
底は細かい本糸切で、その中に細かい石ハゼが数点あり、
底縁に接して細長い土ホツレがあるみたいです。

総体に柿金気地にやや鼠色を帯び、
中に少し青みを帯びたところがあり、
甑廻りに黒釉が輪状をなし、
その上に少し蛇蝎釉が見え、肩下双方から黒釉がなだれ合い、
胴紐に至って一筋となり、盆付際で止まって、
釉止に少し蛇蝎釉が見え、
腰の辺りでこの黒釉なだれと直角に霞のような黒釉が現れているのだとか。

伝来は、村田珠光 →津田宗及(天王寺屋) →織田信長 →津田宗及→
袴田内匠 →細川三斎→徳川将軍家→南部家。


■笹田仁史(ささだ ひとし)
笹田有祥と同じ。

笹田有祥は、昭和27年京都生まれ。
手塚央に師事し、茶陶を指導されたそうです。

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