茶道具 翔雲堂

商品No.0307
本桑中次茶器
作品名:本桑中次茶器
 仕覆・帛紗付
備考:紙箱入

■和巾点について
和巾点は、玄々斎による裏千家の点前の整理
(法護普須磨の小習を含む三十二条の板書き)の一環として、
禁裏への茶の献上を強く望み、
1865年6月、中院家の仲介により献上が許され、
それを記念して「和巾点」が再興したのだそうです。

元々、和巾点は、
利休 時代から唐物や棗などの、
由緒あるものを扱う作法として扱われていた点前が、
いつのまにかなくなったみたいです。

1866年正月19日、玄々斎は、
禁裏へ濃茶竜影と新作白竹真削り茶杓を献上し、
その献残の茶をもって
「利休大居士 の古書により」
和巾点を復興し、披露したようです。


■和巾点の仕服
和巾と仕服は別裂が本来の「和巾」点前だそうです。

共裂となったのは、無限斎の時代、山口宝善が、
稽古用として、和巾と仕服を共裂で作って裏千家に納めたのが
はじまりだとか。

玄々斎の時代、和巾と仕服は公家よりの拝領のものだったそうで、
玄々斎は裂地を賜った公家を意識して複数の布地を用いたみたいです。
売買方法のページへ

トップページへ