茶道具 翔雲堂

商品No.0346
萩糸目建水
作品名:萩糸目建水
作者:十二代 田原陶兵衛
価格:25,000円
備考:桐箱入/中古品

■萩焼とは
萩焼は、桃山時代の1604年、
萩藩主毛利輝元の命で、
朝鮮人陶工の李勺光(山村家、坂倉家)・李敬(坂家)の兄弟が、
城下で御用窯を築いたのが始まりだそうです。

当初は朝鮮半島の高麗茶碗に似ていて、
手法も形状も同じものを用いていたようです。

坂家の三代までを古萩といい、萩焼の黄金時代だとか。

明治期に一時苦境に立たされ、
その時に休雪が休雪白という、
独特の作風を確立するなどして、
萩焼を中興しているようです。

また、十二代坂倉新兵衛は、
萩焼を全国に広め不振衰退から救い、
中興の祖と呼ばれているとか。

萩焼の技術は、1957年に文化財保護法に基づく、
選択無形文化財に選択されたようです。


■十二代 田原 陶兵衛
毛利輝元によって萩藩御用焼物所が開窯された後、
李勺光の子、山村新兵瑛光政の高弟、
蔵崎五郎左衛門、赤川助左衛門の一統が、
藩の許しを得て、深川三之瀬の地に移り窯を築くそうです。

1866年、八代赤川喜代蔵の時に、
嫡男謙治が赤川性から田原姓に改姓し、
九代目田原陶兵衛(謙治)となるようです。

大正14年、十代陶兵衛の二男として山口県で生まれたそうです。
長兄の十一代田原陶兵衛に後継者がいなかった為、
家業陶芸を継承し、
父(十代)や兄(十一代)に陶芸を学ぶみたいです。

1956年、兄の死去により十二代を襲名するとか。

十二代田原陶兵衛は、独自の高麗朝鮮陶器の研究、
茶道への造詣を深め茶陶中心に発表したそうです。
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