茶道具 翔雲堂
商品No.0372
作品名:黒楽茶碗
作者:桂窯
売り切れ
備考:木箱入
■黒楽について
楽焼を考案した千利休は、
黒色に特別な思いを持っていたのだそうで、
黒茶碗が抹茶の緑を一層引き立たせるのだとか。
黒楽は、専用の窯で1200℃〜1300℃で7・8分という短時間、
窯の中で還元作用により焼かれるみたいです。
一気に焼かれすぐ冷やされる「急温急冷」なため、
芯までは完全に火が通らず、表面の釉薬のみが溶けるそうです。
土の内部に空洞ができ、熱が逃げにくくなり、
他の陶器に比べ保温性に優れ、手に持ったときに
なんともいえない温もりと味わいを感じるようです。
■桂窯
桂窯は、古くより神社仏閣の瓦を作っていた窯の流れをくむ、
土風炉師の寄神崇白が始めたものだそうです。
崇白は、国宝などの再建の折の美術瓦を製作し、
趣味の茶花道を通じて土風炉・茶碗なども手がけ、
昭和15年ごろに、京都市西京区樫原鴫谷2に、窯を築いたのがはじまりだとか。
崇白に師事していた檜垣崇楽が、茶碗を主とした窯として継ぎ、
初代亡き後は、妻(崇白の長女)が二代目崇楽を名乗り現在に至っているようです。
崇楽以下、青子、良多などが作陶しているとか。
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