茶道具 翔雲堂

商品No.0375
春秋棗
作品名:春秋棗
価格:8,000円
備考:紙箱入

■春秋棗とは
表千家十三代家元・即中斎宗左好の棗で、
一つの棗に、梅の絵と菊の絵の、
二種類の蓋がついているそうです。

梅は春、菊は秋に使うことから、
春秋棗といわれているとか。


■棗の扱い
表千家での茶器の扱いは、
棗かその他の茶器かで分かれるそうで、
棗の場合は、茶碗の横に蓋を置き、
蓋は、この字に拭くみたいです。

表千家の場合、男女で所作に違いがあるようです。

例えば、棗を拭いた後、男性の場合は、
帛紗を棗の甲に乗せ、
手前から向こうへと拭きおろすのだそうです。

他にも、拝見の際、棗を持って回る場合、
女性は右手を畳につけるのですが、
男性は畳に手をつかない、
などがあるようです。

棗を帛紗で包んでする濃茶点前の「包みぶくさ」の場合、
この字にふいて、甲ぶきだそうです。

茶入が小・中棗のとき、
男子は、お茶をはくと茶杓を茶碗のふちで一つ打ったら、
右手に握りこみ、茶入の蓋をして戻し、
左手で扱って茶杓を持ち直し、
お茶をさばいて茶碗のふちで二度打って、
茶入の上に返すようにするみたいです。

ちなみに、裏千家では、
所作に男女の区別はないようです。
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