茶道具 翔雲堂
商品No.0377
作品名:あけぼの棗
価格:6,000円
備考:紙箱入
■一如斎玄室について
あけぼの棗は、裏千家十一代家元・玄々斎好だそうです。
玄々斎の長男の一如斎玄室が7歳の時、
点茶始めの披露として好んだ棗が「あけぼの棗」で、
朱塗の中に黒絵で鶴一羽、
胴に松と亀が描かれているのだとか。
あけぼの棗の箱書には
「就玄室点茶始好之 発丑春」と書かれたものと、
別にもう一点「因慶事好之 発丑春」と書き、
九条家へ献上されたものがあるようです。
あけぼの棗の本歌は、八代宗哲が造ったそうですが、
出来た当時から大変評判が良かったため、
同じ作者で写が数多く造られたようです。
本歌との区別は、盆付が黒塗になることみたいです。
玄々斎が37歳の時に生まれた長男が、
千代松(一如斎)だそうです。
また、一如斎が生まれてから4年後、
長女の猶鹿子が誕生するみたいです。
このとき好んだ棗が「豊兆棗」なのだとか。
この一如斎は大変優秀で、
玄々斎自慢の息子だったようですが、
17歳で病死するそうです。
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