茶道具 翔雲堂

商品No.0384
黒吹雪棗
作品名:黒吹雪棗(井伊大老好)
残菊に鶴蒔絵
作者:千穂
備考:桐箱入

■この黒吹雪棗について
井伊直弼好の「月次茶器(つきなみちゃき)」の一つ、
10月の残菊に鶴蒔絵黒漆塗吹雪みたいです。

通常、「雪吹棗」は雪が先なのですが、
井伊直弼好の「吹雪」は、
雪が後になるようです。


■月次茶器とは
井伊直弼好の月次茶器は、
藤原定家が各月を代表する花鳥を詠った
『詠花鳥倭歌』の24首をもとにしたものだそうです。

井伊直弼は、絵画にも堪能だったそうで、
直弼の考案により、大和絵伝統の月次花鳥図を基に、
京都の千家十職、八代中村宗哲により作られたのだとか。

月次茶器は、以下のものがあるみたいです。
1月:柳竹に鶯蒔絵・黒漆塗大棗
2月:桜に雉蒔絵・朱漆塗薬器
3月:菫に雲雀蒔絵・溜塗中棗
4月:卯花に郭公蒔絵・潤塗面中次
5月:橘に水鶏蒔絵・黒刷毛目塗白粉解
6月:撫子に鵜飼蒔絵・透漆塗金輪寺
7月:女郎花に鵲蒔絵・潤朱塗下張棗
8月:萩に雁蒔絵・紅溜塗八角中次
9月:薄に鶉蒔絵・透漆塗平棗
10月:残菊に鶴蒔絵・黒叩塗吹雪
11月:枇杷に千鳥蒔絵・洗朱塗丸棗
12月:早梅に水鳥蒔絵・春慶溜塗割蓋茶器

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