茶道具 翔雲堂

商品No.0427
萩茶碗
作品名:萩茶碗
作者:厚東建信(小萩窯)
売り切れ
備考:桐箱入

■萩焼について
萩焼は、桃山時代の1604年、萩藩主毛利輝元の命で、
朝鮮人陶工の李勺光・李敬の兄弟が、
城下で御用窯を築いたのが始まりだそうです。

萩城下坂下の東郊松本村中之倉に築窯したので、
この系列窯を「松本萩」といい、李敬を陶祖としたようです。

これに対して兄勺光の一族が、
1653年、深川村三之瀬に分窯した系統を「深川萩」というみたいです。


■萩焼の作風
萩焼の特徴は、「陶土」「作風」「高台」にあるそうです。

ここでは、「作風」について説明しようかと思います。

土の風合いを生かした素朴な作風で、
絵付けなどの装飾はほとんどしないようです。

土の配合・釉薬の掛け具合・ヘラ目・刷毛目などに、
焼成の際の炎による偶然の効果などが加わり、
独特の味が生み出されるみたいです。

色彩も大道土の色を生かした肌色から枇杷色、
見島土の色を生かした褐色や灰青色・藁灰釉による白色など、
比較的限られた色なのだとか。


■厚東建信
1947年 山口県生まれ。
1975年 西部工芸展に初入選。以後連続入選。
1977年 西部工芸展にて朝日新聞社賞を受賞。
1984年 南青山グリーンギャラリーにて個展を開催。

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