茶道具 翔雲堂
商品No.0435
作品名:高取茶入
作者:高取喜恵
仕覆:伊豫簾/宗薫緞子
備考:桐箱入二ツ入
■伊予簾緞子(いよすだれどんす)
伊予簾緞子は、 経糸におよそ13色の色糸が、緯には浅葱色と薄黄色で、
梅花文様と石畳宝尽くし文様を、ひと続きの段替わりに、
さらに両文様の間に雷文繋ぎの細かい段文を織り上げているようです。
色彩の組み合わせ、織り味ともに非常に優美で気品がある裂だとか。
中興名物「伊予簾茶入」の仕覆に小堀遠州が用いたことからの名前みたいです。
本歌は、京都国立博物館にあるようで、明代末のものだとか。
■宗薫緞子(そうくんどんす)
宗薫緞子は、名物裂のひとつで、
縹地に、二重の七宝繋ぎ文に宝尽文と梅花文を入れた緞子だそうです。
今井宗薫所持に因む裂だとか。
今井宗薫は、安土桃山・江戸前期の茶人みたいです。
今井宗久の嫡子で、名は兼久・久胤、通称は帯刀左衛門、
別号は、単丁斎だそうです。
父宗久に茶湯を学び、豊臣秀吉の茶頭・お伽衆となるみたいです。
のちに徳川家康・秀忠・家光と三代の将軍に仕え、茶頭をつとめたとか。
■高取喜恵
高取喜恵は、福岡県で生まれた陶芸家で、
本名は高取キセ子だそうです。
13代・高取八仙の妻で、家業を手伝ううちに、
自らも作陶するようになり、
夫である13代・高取八仙に師事するとか。
唐物に似た薄作りの茶入れを得意とし、
高取焼の繊細かつ華麗さを表現するために、
制作活動に励んでいるようです。
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