茶道具 翔雲堂

商品No.0443
万古焼水指
作品名:万古焼水指
作者:佐久間芳丘(松古窯)
売り切れ
寸法:高さ16.2cm/菱径18cm
備考:桐箱入

■「万古(ばんこ)」について
万古焼(萬古焼/ばんこやき)は、桑名の豪商・沼波弄山が、
元文年間(1781年〜1740年)に朝明郡小向で創始したようです。

葉長石(ペタライト)を使用して耐熱性に優れた特徴を持つそうで、
陶器と磁器の間の性質を持つ半磁器(b器)に分類されるとのこと。

沼波弄山が、自身の作品に「萬古」または「萬古不易」の印を押したのが、
名前の由来みたいです。

萬古不易というのは、永久に変わらないことだそうです。

これは、松尾芭蕉が『奥の細道』の旅の間に体得した概念、
「不易流行」
(不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず)
から来ているようです。


■佐久間芳丘(さくまほうきゅう)
明治44年 三重県(松古窯窯元の家)生まれ。
昭和39年 独立開窯。

三代・佐久間芳隣の次男。佐久間勝山の弟。
幼い頃から二代である祖父に作陶を学び、
万古焼の伝統技法をベースとして、
動植物をモチーフに、
唐津・高麗・志野・伊賀・紅毛などで作成しているとか。

茶碗・鉢・香合・水指などを制作しているようです。
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