茶道具 翔雲堂
商品No.オ-19
作品名:赤楽筒茶碗
作者:九行
備考:紙箱入
■楽焼の特徴について
千利休が茶道の為に考案し、楽長次郎に造らせた、
手捏ねによる楽焼の特徴は、
・「五鋒」や「五岳」と呼ばれている口造り、
・「茶筅摺り」や「茶溜まり」と呼ばれる茶碗の内部、
・抹茶を引き立てる、黒、赤、飴色の茶碗
などがあるそうです。
「五鋒」は、五つの山のように微妙な高低差が
ある口造りのことで、
お点前の時に茶碗の縁に、
茶杓・茶筅をのせかけた時に落ちるのを防ぐためと、
縁が単調にならないように、
というデザイン的な意味も兼ねているのだとか。
「茶筅摺り(ちゃせんずり)」は、
茶碗の内部に、少し段差を付けた造りのことで、
お茶を点てるときに、茶筅を動かしやすい様に、
作られているのだとか。
「茶溜まり(ちゃだまり)」は、
茶碗の底の方にある段差のことで、
茶を飲み干したあとの残りが、
自然とここに集まってくるように窪まされていて、
飲み終わったあとも見栄えが悪くなるのを、
防いでいるのだとか。
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