茶道具 翔雲堂

ちょこっと和歌

人はよし 思ひ止むとも 玉鬘(たまかづら) 影に見えつつ 忘らえぬかも

(倭大后(やまとのおおきさき)『万葉集』巻2-149)


商品No.0639
作品名:赤楽茶碗
作者:三代 中村道年
ご注文ボタン
売り切れ
備考:桐箱入
赤楽茶碗
人はよし 思ひ止むとも 玉鬘(たまかづら)
 影に見えつつ 忘らえぬかも

天智天皇の崩御の前後に、
倭大后が詠んだ三首の歌のうち、
最後の一首(挽歌)だそうです。

大化の改新で蘇我入鹿を討った巨星・天智天皇。
671年9月に病気に倒れ、672年1月7日に崩御するみたいです。

その後、天智天皇の弟(天武天皇)と、
天智天皇の息子が戦を起こし(壬申の乱)、
世は天武天皇の治世へと移って行くそうです。

「たとえ他の人は、この悲しみを忘れることがあるとしても
 私には美しい玉鬘のように、あなたの面影が見えて、
 忘れることができません。」


購入フォーム

トップページ 売買方法 ひと口知識