茶道具 翔雲堂

ちょこっと和歌

ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞのこれる (後徳大寺左大臣『千載集』夏・161)


商品No.0656
作品名:短冊
(瑞光日々新)
作者:淡々斎自筆
売り切れ
備考:紙箱入
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短冊(瑞光日々新)
■瑞光(ずいこう)とは
吉兆を示すめでたい光。


■短冊とは
短冊は、短籍・短尺・短策・単尺などとも書き、
「たんじゃく」とも読むそうです。

また短冊は、鎌倉末期、
藤原定家の曾孫の二条為世と頓阿が初めて作ったようです。

当時の寸法は、懐紙を竪に八等分にし、
巾一寸八分・長さ一尺のものだったみたいです。

今では、巾二寸・長さ一尺二寸と、
一回り大きくなっているそうです。

現存する最古の短冊は「宝積経要品紙背短冊」だとか。


■短冊掛けについて
短冊掛けは、鑑賞する短冊を挟んで、
床などに掛ける道具だそうです。

掛軸のように表装したり、または板などで作るとか。

紙製や木製の他、 最近は、アクリル製や、
レザック製(皮のような紙)もあるようです。


淡々斎(たんたんさい)

淡々斎碩叟は、1893年に東京で生まれた裏千家十四世家元。

十三世円能斎の長男で幼名は政之輔だったそうです。

三十歳で家元を継承し、1940年に淡交会を結成したようです。

また、1947年に国際茶道文化協会を設立し、
茶道の海外普及につとめたとか。

後に紫綬褒章を受章しているみたいです。


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