茶道具 翔雲堂
ひと口知識
※内容に間違いがあるかもしれませが、ご了承ください。
また、ここの文章に関しては、質問等は受け付けていません。ごめんなさい。
掛物竿・画叉(がさ)・矢筈(やはず)ってこんなの
掛物竿(かけものさお)は、掛け軸の掛け外しに使う、
先に角・金属製の叉(また)のついた細い竹ざおのことだそうです。
「片又矢筈」といった、普通の物より掛けやすいものもあるみたいです。
■掛物竿の使い方
掛物竿を紐に掛け、掛軸の真中を左手で持ち、
釘に掛けるようです。
掛けた後、掛物竿を置き、軸棒の右端を右手で持ち、
次に左端を左手で持ち、そのまま両手で静かにたれ下ろすそうです。
しまい方は、掛物竿を壁に立て掛けてから、
両手で軸先を持って中央まで巻上げるみたいです。
次に左手は軸の真中を持ち、右手で掛物竿を持ち、
釘からはずした軸を畳の上に置くそうです。
■掛軸の扱い
ここでは、掛軸の扱いについて説明しようと思います。
掛軸は決して掛け放しにはせず、
一週間ほど掛けたら2・3日しまって、また掛けると良いようです。
しまう時は晴れの日に、湿気の少ない場所に保管するみたいです。
雨の日には決してしまわないようです。
湿気がこもってカビが発生しやすくなるとか。
冷暖房を使う部屋、直射日光、風に当てる事は避けないといけないみたいです。
急な乾燥を嫌うのだとか。
虫干しは春秋の晴れた日に行うそうです。
夜はしまい、翌日天気をみて、又、掛けるみたいです。
反復三日位が目安なのだとか。