茶道具 翔雲堂


ひと口知識

※内容に間違いがあるかもしれませが、ご了承ください。
また、ここの文章に関しては、質問等は受け付けていません。ごめんなさい。

鎖(釜鎖)ってこんなの

鎖は、紀元前のギリシャ・ローマ時代、
アテネの外港として築かれたピレウスの港で使われたがはじめみたいです。
これは、外敵の進入を拒むため、
城壁の延長として築かれた「防護壁」の入口に、鎖を張ったのだとか。
以来、地中海を囲む多くの港で、鎖が使用されるようです。

八世紀から十二世紀にかけ、スカンジナビア半島に原住し、
ヨーロッパ各地で活躍したバイキングは、
初めて鎖を船舶の係留用に用いたそうです。

1550年のゲオルグ・アグリコラ著『デ・レ・メタリカ』に
物を吊る道具、水を汲む道具の一部、物を運ぶ道具など、
たくさんの鎖の使用例があるみたいです。

現在の日本の鎖製造業は、姫路に集中しているようで、
全国生産高の約70%を占めているそうです。

茶道の鎖は、茶の湯釜を炉に吊る、
鉄・銅・銀線などを輪にして長く繋いだものだそうです。
先端に鉤(かぎ)が付いていて、釜の左右の鐶付に釜鐶を通して釜釣の鉤をかけ、
鎖の鉤をかけることにより釜を吊るみたいです。

四畳半以上の広間で、天井に付いた「蛭釘(ひるくぎ)」に掛けて使用するようです。
小間では「自在」を使うそうです。

唐物と和物の区別があり、
「細鎖」「一重鎖」「二重鎖」「腰細鎖」「九重鎖」「ひつなり鎖」「南蛮鎖」「小豆鎖」
などの種類があるとのこと。

稲垣休叟著『茶道筌蹄』に
「鎖 昔は唐物を用ゆ、
小座敷の五徳とかはるやうに、
広間は時セツにかまはずクサリを用るゆへ鎖の間と云ふ、
当時是によらす」
とあるそうです。

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