茶道具 翔雲堂


ひと口知識

※内容に間違いがあるかもしれませが、ご了承ください。
また、ここの文章に関しては、質問等は受け付けていません。ごめんなさい。

水屋瓶(水甕)ってこんなの

「水瓶」「水屋壺」「水壷」とも呼ばれるのですが、
「水屋桶」で代用しておくこともあるようです。
水屋瓶は、杉の割蓋または一枚蓋をしておくそうです。
青磁の酒会壷などを最上とし、
備前・信楽・染付・二川焼(ふだがわやき)などもあるみたいです。

ちょっと話がずれますが、
備前焼は、平安時代に作られた須恵器から発展し、
鎌倉時代初期には還元焔焼成による焼き締め陶が焼かれたそうです。

鎌倉時代後期には酸化焔焼成による現在の茶褐色の陶器が焼かれるみたいです。
当時の主力は「水屋瓶」や「擂鉢」など実用本位のもので、
「落としても壊れない」と評判が良かったのだとか。
この当時の作品は「古備前」と呼ばれ珍重されるようです。

TVなんでも鑑定団で出た古備前の水屋瓶は800,000円だったみたいです。
これは、室町時代末期に作られたもので、
ろくろ目の跡が段々になってついている所に味があるのだとか。
腰の窯印は室町末期によく見られ、代表的なものなんだそうです。

備前焼の話に戻って、
室町時代から桃山時代にかけて茶道の発展とともに
茶陶としての人気が高まるようですが、
江戸時代には茶道の衰退とともに衰えるそうです。
これは、安価で大量生産が可能な磁器の登場も原因だとか。

以降、備前焼は再び「水屋瓶」や「擂鉢」「酒徳利」など、
実用品の生産に戻るみたいです。
この当時のものは近郷の旧家にかなりの数が残されているようです。

稲垣休叟著『茶道筌蹄』に
「水壷、和漢よろしき物をかりもちゆ」
とあるのだとか。
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