種類 | 備考 |
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暖簾(標準のもの) | 丈が、鯨尺で三尺(約113cm)のもの。 |
長暖簾 | 標準の暖簾より丈が長いもの。 |
半暖簾 | 標準の暖簾より丈が短いもの。 |
しるし暖簾 | 暖簾に商家の目印が入ったもの。 |
水引き暖簾 | 標準の暖簾より丈が短く、店の間口いっぱいの巾の広いもの。 |
日除け暖簾 (太鼓暖簾) | 切り込みのない立て長の、
大風呂敷のような一枚物の上下に乳(ち)をつけ、 軒下から道路にせり出し、 下端に重しをつけて張った暖簾。 江戸時代(寛永3年〜)、この暖簾を出すために、 奉行所の許可を必要とした。 |
絵暖簾 | 家紋や文字に代えて、
華やかに絵模様を染めた長暖簾。 |
縄暖簾 | 縄をいく筋も垂らして、簾(すだれ)としたもの。
布による暖簾よりこちらが先とも考えられている。 素材はカラムシ(イラクサ)。 現在、居酒屋の代名詞になっているのは、 天保年間(1830年〜1844年)頃の煮売り居酒屋の縄暖簾が、 何故か、蝿除けになったからといわれている。 |
珠暖簾 | ビーズ玉・ガラス玉・木玉等にヒモを通したもの。
古くは珠だれと言った。 |
管暖簾 | 篠竹・木管・ガラス管、まれに具殻を使ったもの。 |
その他 | 帆暖簾・潜り暖簾・座敷暖簾・
鯨暖簾・花嫁暖簾・花暖簾などがある。 |