作品名:陶槌(のし押さえ)
価格:3,000円 備考:紙箱入 |
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ここでは「打ち出の小槌」について説明しようと思います。
縁起物「打ち出の小槌」は、振ることにより、 様々なものが出てくるとされる伝説上の槌だそうです。 古来、隠れ蓑、隠れ笠と並び称せられた宝物のひとつで、 もともと鬼の持ち物とされたのだとか。 大黒天の持つ小さな槌も打ち出の小槌と呼ばれるようです。 『平家物語』や『一寸法師』で鬼が持っていて、 特に『一寸法師』では、 鬼が落とした小槌の使い方を知っていた姫が、 法師の大きさを元に戻すという描写があるみたいです。 『宝物集(ほうぶつしゅう)』では、 宝物だけではなく人や動物まで出現させ、 幸を与える不思議な力を宿しているが、 鐘の声を聞くと失せ果せるという伝えがあるそうです。 あしやの民話に『打出の小槌』というお話があるそうです。 竜神が持つ小槌を振ると、願いが全て叶うが、 小槌を使っている時に、鐘の音が聞こえると、 それまで打ちだしたものが全て消えるというものなのだとか。 漫画『ドラえもん』に「うちでの小づち」が登場し、 二種類の効果があるそうです。 1.叶えて欲しい願いを口にしながらこれを振ると その願いが必ず叶えられるが、 その過程で割に合わない苦労をさせられたり、 かえって損したりもするもの。 2.自分の背を伸ばすことができるが、 体積は変わらないので、 背を伸ばしすぎると体全体が細長くなり、 風で飛ばされたりする。 小づちを逆向きに振ると背が縮む。 兵庫県芦屋市には打出小槌町という地名があるのだとか。 |