茶道具 翔雲堂
ひと口知識
※内容に間違いがあるかもしれませが、ご了承ください。
また、ここの文章に関しては、質問等は受け付けていません。ごめんなさい。
置き床(置床)ってこんなの
置き床は、床の間の代用とする移動できる台のことだそうで、
付け床とも言うとか。
狭い部屋などで、床の間代わりに使うことができるようです。
ただの板のような飾り台から、書院飾りの台のような棚、
茶箪笥のように、引き戸になって中にものが入るようなもののほか、
畳を裏返すと板床になるものもあるみたいです。
材質は、欅(けやき)・屋久杉・桐のほか、
鉄刀木(タガヤサン)といった木で作った置き床もあるようです。
■二重床
マンションの床は、コンクリートの床の上にさらに床を造った、
上げ底になっているそうです。
この二重床のことも、置き床と呼ぶようです。
二重床のメリットは、
・保温性に優れている。
・クッションゴムにより下階への騒音発生を低減できる。
・床下に空間を設けられる為、給排管を通すことができる。
などがあるそうです。
二重床の作りは、コンクリートの上に、
ボード受けと支柱ボルトを付けたクッションゴムを置き、
その上にパーティクルボードを敷き、
最後にフローリングを載せる構造のようです。
パーティクルボードは、現場では「パーチ」と略して呼ばれている、
置き床の元となる厚い板だそうです。
厚さは20mm〜25mmで、用途によって厚さを使いわけるとか。
重い物を乗せるときほど厚いものを使うようです。
パーティクルボードは「千鳥張り」で並べるそうです。
なるべく、ジョイントがそろわない様にした方が、
床の沈みやたわみを軽減できるからなのだとか。
ボード受け・支持ボルト・クッションゴムは、現場では「足」と言うそうで、
3つでひとつのものみたいです。
クッションゴムは、振動を吸収し下階への騒音を低減するようです。