茶道具 翔雲堂
ひと口知識
※内容に間違いがあるかもしれませが、ご了承ください。
また、ここの文章に関しては、質問等は受け付けていません。ごめんなさい。
手焙(手炉)ってこんなの
手焙(てあぶり)は、炉の時季に腰掛待合や席中で使用する、
小型の火鉢のことだそうです。
茶味のある意匠で、陶磁器・瓦製・塗物・夜学(やがく)の大きいもの・
金属の落としを入れたもの・香炉などの転用品などが用いられるとか。
寒中に一人用、または二人兼用として出されるそうです。
風炉灰が基本で、手焙の大きさに合ったサイズの炭を選ぶようです。
よく熾(おこ)した炭を、切り口がのぞく程度に埋め込むのみたいです。
好み物としては、
円能斎好:手付手焙
竺叟好:桐手焙
などがあるようです。
■夜学について
夜学とは、甕形の四方に、
火灯窓のような大小の透しがあるものだそうです。
夜に学問をする際、机上を照らす灯明の火皿の台を、
転用したものといわれるみたいです、
小さいものは蓋置、大きいものは香炉や手焙などに用いられるとか。