読み:さんすいまきえこうごう 作品名:山水蒔絵香合 作者:田原一斎 価格:38,000円 備考:直径8cm 詳細はこちらから |
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丁寧な仕事の蒔絵です。
山・水・松というと、 古今集・東歌の 「君をおきてあだし心を我がもたば末の松山波も越えなむ」 から取られた百人一首 「契りきなかたみに袖をしぼりつつ 末の松山波こさじとは(清原元輔)」 が連想されます。 また、源氏物語「第十三帖明石」にも 「うらなくも思ひけるかな契りしを松より波は越えじものぞと」 などとあり、 これらを思うと悲しい恋心も伝わってきます。 田原一斎昭和15年 京都市中京区で生まれ。師:父のもと研鑽。昭和42年 父の死後3代を継承。 昭和48年 山科にて工房開設。 以後個展を多数開く。 |