読み:にしせいぢがみそうかもん 作品名:仁清地紙草花茶碗 作者:窪田常之(壱休窯) 売り切れ 詳細はこちらから |
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扇面(せんめん)の中に、四季草花(しきそうか)を描いた茶碗からは、
源氏物語の六条院を連想させられます。 春の町は源氏と紫の上、明石の姫君が、 夏の町は花散里と夕霧が、 秋の町は秋好中宮が、 冬の町は明石の御方が、 それぞれ住んでいたそうです。 一碗の茶碗の中に、花と共にそれら女性の人生があり、 それは、雅びな平安宮中にあって、力強く生きた 少女達の思いが、伝わってくるようです。 窪田常之昭和27年 京都府綴喜郡井手町に生まれる。昭和44年 京都府立陶工職業訓練校終了。初代加藤如水先生に師事。 昭和57年 上絵陶芸展において京都市長賞を受賞。 平成03年 上絵陶芸展において京都市商工会議所会頭賞を受賞。 平成10年 上絵陶芸展において京都市商工会議所会頭賞を受賞。 平成12年 独立。築窯。京田辺の地にゆかりの深い、 一休禅師の名前にちなんで、壱休窯と名付ける。 |