茶道具 翔雲堂

ちょこっと和歌

秋風の 吹きあげに立てる しら菊は 花かあらぬか 波の寄するか (菅原朝臣『古今和歌集』巻5-272)


商品No.0033
読み:しまだいちゃわん
作品名:嶋台茶碗
作者:佐々木松楽
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お正月(初点茶会)の濃茶席で嶋台は使われます。
大寄せ茶会などで見かけます。
内側に金銀を使って、
縁起を祝う茶事に重茶碗として使われるようです。


おなじ御時せられける菊合(きくあはせ)に、
州浜(すはま)をつくりて
菊の花植ゑたりけるにくはへたりける歌
吹上(ふきあげ)の浜に菊植ゑたりけるをよめる

秋風の 吹きあげに立てるしら菊は
 花かあらぬか波の寄するか


佐々木昭楽

1944年 京都生まれ。
1962年 父、二代目松楽に師事。
当代は三代目昭楽。


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