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島の宮(みや) 上(うへ)の池なる 放(はな)ち鳥 荒(あら)びな行きそ 君座(ま)さずとも (草壁皇子尊の舎人『万葉集』巻2-172)


商品No.0365
作品名:ブリブリ香合
作者:斎藤南斎
売り切れ
備考:桐箱入
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画像1:側面の写真
島の宮 上の池なる 放ち鳥
 荒びな行きそ 君座さずとも

草壁皇子が亡くなった後、
皇子に仕えていた舎人(とねり)たちが、
悲しんで作った23首の内の1首だそうです。

島の宮は、現在の奈良県明日香村島ノ庄にあった
草壁皇子の宮殿だとか。
島の宮には、段差を利用して上下の二つの池が
あったようです。

「荒れ果てた宮殿の上の池で、世話をするものもいなくなった鳥たちよ、
 心を荒(すさ)ませて遠くへ行ってしまわないでほしい、
 たとえ、草壁皇子が居なくなったとしても。
 ああ、草壁皇子が存命であったなら。」


画像2:内側の写真


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