茶道具 翔雲堂

ちょこっと和歌

み吉野の 山の秋風 小夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり (参議雅経『新古今和歌集』秋・483)


商品No.0373
作品名:唐金口糸目建水(淡々斎好)
作者:一ノ瀬宗辰
価格:25,000円
備考:木箱入
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■唐金とは
唐金(唐銅)は、青銅のことで、
材料は銅・錫・鉛・ニッケル・亜鉛などだとか。

青銅色というと彩度の低い緑色になるのですが、
実際の青銅は、添加する錫の量で
「オリンピックの銅メダル」
「日本の十円硬貨」や、
「黄金色」になったりもするらしいです。


一ノ瀬宗辰

初代 一ノ瀬宗辰
明治八年 初代一ノ瀬長太郎は鋳銅職として業を起こす。

二代目 一ノ瀬宗真
明治二十三年 二代目宗右衛門(宗真)は、
滋賀県能登川町の「亀文堂」
波多野正平氏(現在京都の畑象六氏の本家)の隠れ職人となる。
日英同盟博覧会に出品し最高の金賞受賞。
また万国博・商工展・文展・帝展等においても、
幾多の特賞及び大賞を受賞。
名工として高く評価されたが、
高岡銅器の振興のため子弟の養成や指導にも尽力し、
今日の基礎をつくった。

三代目 一ノ瀬宗辰
三代辰男(宗辰)は、先代宗真の秘技そのまま受け継ぐ。
特に京都で茶道を習い、
京銅器・茶器・花器等の金工と、
着色の粋を学び厳しく修行。
日本美術茶器・花器振興展に出品し、
昭和三十八年と四十八年の二回文部大臣賞を受け受賞。

四代目 一ノ瀬宗辰
四代新太郎(宗辰)は先代宗辰を襲名し、
先祖代々の秘技を受け継ぎ、
そのうえ古美術、茶道具を収集研鑽。
現在富山県作家協会会員、
高岡市美術作家連盟会員、
高岡市美術友の会理事として活躍中。


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