茶道具 翔雲堂

ちょこっと和歌

やすらはで 寝なましものを 小夜更けて 傾くまでの 月を見しかな (赤染衛門『後拾遺集』恋・680)


商品No.0454
作品名:黄交趾菓子鉢
作者:赤沢露石
売り切れ
寸法:口径17.7cm
備考:木箱入
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■交趾焼とは
交趾焼は、中国南部で生産された陶磁器の一種で、
名称はベトナムのコーチシナ(交趾支那)との貿易で、
交趾船によりもたらされたことに由来するそうです。

総じて黄・紫・緑・青・白などの細かい貫入の入る
釉薬のかかった焼き物の事を指すようです。

赤沢露石

■初代・赤沢華峯(赤沢元次郎)
田能村直入に南画を習う。
五条坂において画の指導を行う。
のちに転じて陶芸に携わる。

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■二代・赤沢露石(赤沢修三)
初代元次郎の子。
華峯の跡を継ぎ、露石と号し、陶芸に携わる。
昭和18年に技術保存認定を交趾焼の作品により認定。
京都伝統作家協会の設立に携わり、同協会会員となる。

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■三代・赤沢露石(赤沢静尾)
二代修三の妻。
若くより茶の湯に親しみ、家業を助ける。
京都伝統作家協会会員。

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■四代赤沢露石(赤沢正中)
昭和16年 生まれる。
昭和59年 京都大丸「現代の陶芸百人香炉 名品展」出品。
昭和63年 交趾焼四代露石襲名する。
平成19年 京都高島屋にて「京都伝統陶芸家 協会50周年記念展」出品。
昭和56年 日本橋三越本店・京都大丸等 各地で個展。

二代修三の孫。
線文様をモチーフにした、
近代的な交趾焼により日本工芸会正会員となる。
京都伝統作家協会会員。
日本陶芸展第1回、第2回展入選。


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