茶道具 翔雲堂

ちょこっと和歌

大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立 (小式部内侍『金葉集』雑上・550)


商品No.0541
作品名:天猫釜(繰口)
(菊梅地紋)
作者:十三代・宮崎寒雉極
売り切れ
備考:木箱入/風炉用
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天猫釜(繰口)
■繰口(くりくち)とは
釜の口造りが、口の立ち上がりが一度くびれたあと、
上方に向かって外側に曲線を描いて開いた形だそうです。

立口の立ち上がりが内側に繰れているところから、
繰口釜の名があるようです。

使い易さと形の美しさから必然的になった形といわれるそうで、
「芦屋真形釜」は普通この繰口なんだとか。

『大西家釜形正図』に
「利休居士好 操口大丸釜 唐金山高蓋 本家、
千宗左様傳来所持、与二郎作」
「与二郎作 操口萬代屋釜  唐金薄森ヤキ蓋 千宗左様に有、
 此釜大阪山中了壽老卆啄斎宗旦へ被進候釜也
 箱に与二郎萬代屋釜 旦(花押)」
とあるそうです。

ちなみに、大西家は千家十職の釜師の系譜で、
「大西清右衛門美術館」が京都市中京区三条通新町にあるようです。


宮崎寒雉

■十三代 宮崎寒雉
大正4年 生誕。
昭和39年 十三代寒雉を襲名。


■十四代 宮崎寒雉
当代。


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