作品名:天猫釜(繰口) (菊梅地紋) 作者:十三代・宮崎寒雉極 売り切れ 備考:木箱入/風炉用 詳細はこちらから |
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■繰口(くりくち)とは
釜の口造りが、口の立ち上がりが一度くびれたあと、 上方に向かって外側に曲線を描いて開いた形だそうです。 立口の立ち上がりが内側に繰れているところから、 繰口釜の名があるようです。 使い易さと形の美しさから必然的になった形といわれるそうで、 「芦屋真形釜」は普通この繰口なんだとか。 『大西家釜形正図』に 「利休居士好 操口大丸釜 唐金山高蓋 本家、 千宗左様傳来所持、与二郎作」 「与二郎作 操口萬代屋釜 唐金薄森ヤキ蓋 千宗左様に有、 此釜大阪山中了壽老卆啄斎宗旦へ被進候釜也 箱に与二郎萬代屋釜 旦(花押)」 とあるそうです。 ちなみに、大西家は千家十職の釜師の系譜で、 「大西清右衛門美術館」が京都市中京区三条通新町にあるようです。 宮崎寒雉■十三代 宮崎寒雉大正4年 生誕。 昭和39年 十三代寒雉を襲名。 ■十四代 宮崎寒雉 当代。 |