茶道具 翔雲堂

ちょこっと和歌

山振(やまぶき)の 立ち儀(よそ)ひたる 山清水 酌(く)みに行かめど 道の知らなく (高市皇子『万葉集』巻2-158)


商品No.0567
作品名:黄交趾菓子鉢
作者:京峯
売り切れ
寸法:高さ10.8cm/口径21cm
備考:木箱入
ご注文ボタン
詳細はこちらから
黄交趾菓子鉢
山振の 立ち儀ひたる 山清水
 酌みに行かめど 道の知らなく

十市皇女が亡くなった際に、
高市皇子が作った挽歌だそうです。

黄泉の国を、山吹の<黄色>と清水の<泉>で
表現しているみたいです。

「黄色い山吹の花が周りに立って飾られている山の清水を、
 汲みに行こうと思うが、道がわからなくて行けない。」
から転じて、
「山吹の花にも似た姉(十市皇女)がいるという
 黄泉の国まで、訪ねて行きたいが、
 今は行くことができない。」
という意味になるようです。


購入フォーム

トップページ 売買方法 ひと口知識