茶道具 翔雲堂

ちょこっと和歌

花さそふ あらしの庭の 雪ならで ふりゆくものは 我が身なりけり (入道前太政大臣『新勅撰集』雑・1054)


商品No.0618
作品名:萩焼建水
作者:十二代 田原陶兵衛
売り切れ
寸法:高さ9.8cm/口径13.6cm
備考:桐箱入
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萩焼建水
■萩焼とは
「一楽二萩三唐津」の「萩」にあたる萩焼は、
山口県萩市一帯で焼かれる陶器のことで、
「貫入」と「七化け」が特徴としてあるそうです。

「貫入」とは、器の表面の釉薬がひび割れたような状態になることで、
「七化け」とは、貫入が原因で、
長年使い込むとそこにお茶やお酒が浸透して、
器表面の色が枯れた味わいを見せることだとか。

萩焼は、1604年藩主毛利輝元の命で、朝鮮人陶工の李勺光・李敬の兄弟が城下で、
御用窯を築いたのが始まりらしいです。

田原陶兵衛

十二代 田原陶兵衛
1925年 山口県長門市に生まれる。
1944年 旧制山口高等学校在学中に召集を受けて満州に渡る。
1945年 シベリアに抑留される。
1948年 抑留先のシベリアから復員後、
 長兄十一代田原陶兵衛に後継者不在の為家業を継承。
1956年 十二代田原陶兵衛を襲名。
1972年 日本工芸会正会員。
1981年 山口県の無形文化財保持者に認定。
1991年 66歳没。


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