作品名:赤ハダ焼七宝絵耳付水指 売り切れ 寸法:高さ15.0cm/口径14.5cm 備考:桐箱入/塗蓋付/ 即中斎書付 詳細はこちらから |
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■七宝(しっぽう)について
七宝とはもともと仏典での用語で、大変貴重だった七種の宝のことだそうです。 七種の宝は『無量寿経』だと 「金・銀・瑠璃・玻璃(はり)・珊瑚・めのう・しゃこ」のこと、 『法華経』だと「玻璃・珊瑚」の代わりに「真珠・マイ瑰」のことを指すそうです。 七宝文様は、同じ大きさの円の円周を四分の一ずつ重ねて繋いでいく文様で、 有職文では「輪違い」と呼ばれるみたいです。 正確には、この七宝文様と仏教用語の「七宝」との関係については不明だそうで、 古くは「四方襷(しほうたすき)」という呼び名があって、 その「四方(しほう)」が「七宝(しっぽう)」へと変化したという説があるようです。 現在では、七宝の円形は円満を表し、 吉祥文様としてのイメージが定着し、 宝尽くしの一つに数えられるようになった、 縁起のよい文様なんだそうです。 即中斎茶道表千家十三世家元で、京都生まれ。表千家十二世惺斎の次男。 慶大文学部及び京大史学部選科卒。 昭和11年兄不言斎が急逝、 さらに翌年父惺斎の死去のため、同年家元を継ぐ。 戦時体制下、また戦後の混乱期にも静かに古格を守り、 茶の普及につとめた。 |