作品名:白馬武者掛軸 作者:長江桂舟 価格:5,000円 寸法:長さ89.0cm/巾31.0cm 備考:紙箱入 詳細はこちらから |
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たまきはる 宇智(うち)の大野に 馬並(な)めて
朝踏ますらむ その草深野 は、舒明天皇の長歌、 やすみしし わご大君 朝(あした)には とり撫でたまひ 夕(ゆふへ)には い縁(よ)せ立たしし 御執(みと)らしの 梓(あずさ)の弓の 中弭(なかはず)の 音すなり 朝猟(あさかり)に 今立たすらし 暮猟(ゆふかり)に 今立たすらし 御執(みと)らしの 梓の弓の 中弭(なかはず)の 音すなり(舒明天皇『万葉集』巻1-3) に対する反歌だそうです。 舒明天皇が宇智の野に狩りに出かけた時、 中皇命(間人皇后)が、間人連老(はしひとのむらじおゆ)に作らせて 献上した長歌の反歌みたいです。 冬の朝、すみきった空気に、はりつめた狩り場の雰囲気を 「宇智の広々とした野に馬を並べ、 今頃は、朝の猟をしていらっしゃるのでしょう。」 と詠ったようです。 |