作品名:祥瑞二閑人水指 作者:曽根幸風 価格:38,000円 寸法:高さ19.5cm/口径21.5cm 備考:桐箱入/ 少し小さめの水指です。 立礼等に最適です。 詳細はこちらから |
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■祥瑞(しょんずい)とは
祥瑞は、中国江西省景徳鎮の民窯で明末期〜清初期に作られた、 青花磁器のことだそうです。 日本の茶人の注文により焼かれたとか。 硬い厚手の白磁胎で、 胎土に小さな黒い粒が混じるものもあるそうです。 厚い透明釉がかかり、 染付は鮮やかなバイオレットブルーに発色するみたいです。 古染付にくらべると成形は精緻で、 一般に虫食いはないとか。 祥瑞には、ペルシャ産の青料(回青)が用いられたそうです。 永楽保全・和全父子は、祥瑞写しの名人と言われていますが、 この色調は再現できずに終わっているとか。 祥瑞の名は、盛期の銘に 「五良大甫 呉祥瑞造」 とあることから、 「祥瑞」と呼ばれるようになったみたいです。 この銘は、呉家の五男の家の長子・祥瑞が造ったという解釈が、 定説になっているようです。 曽根幸風昭和11年 京都栗田口生まれ。昭和31年 京都府立陶工専修校終了。 昭和32年 富本憲吉に陶画師事。 |