作品名:喚鐘
寸法:4寸 備考:紙箱入 |
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喚鐘(かんしょう)は、半鐘(はんしよう)・小鐘(しようしよう)・報鐘(ばうちよん)・けん稚(けんち)
とも言うようで、僧侶らを集合させたり、儀式の開始などの合図のために打ち鳴らす、 仏教で用いる鳴物(楽器)の一種だそうです。 真宗大谷派のお寺では、 出仕前に打ち鳴らす鐘を「喚鐘」というそうです。 喚鐘を鳴らすタイミングは、直前または五分前で、 直前の場合は「前焼香(ぜんしょうこう)」という作法がつくようです。 五分前の場合はやや大きめの法要であることが多いみたいです。 鳴らし方は、YouTubeで聞く限り 大を五回鳴らした後、小⇒大へ徐々に打ち鳴らし、 また、大を五回鳴らした後、小⇒大へ徐々に打ち鳴らし、 最後に大を三回鳴らすようです。 茶道では、夜咄の中立の時に喚鐘を打つのですが、 「五点鐘」といって、五回「大小中中大」と打つようです。 客は、この喚鐘の第一打で、腰掛を立って踏石の上につくばい 心静かに聞き入るのだとか。 喚鐘が終ると、再び腰掛に戻り、 正客が頃合をみて席入りしていくみたいです。 |
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