作品名:訶梨勒
作者:永豊 備考:木箱入 |
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訶梨勒は、梵語だそうで、
インド・東南アジア産のシクンシ科の落葉高木が訶梨勒というみたいです。 樹高は20〜30mに達し、果実は3〜4cmで卵形をし、中に大きな核があるのだとか。 果実は薬用として水毒を解くということから、 乾燥させた果実や模製が茶席の飾りにされたようです。 室町時代には、訶梨勒の実の芳香が好まれたそうです。 銅や象牙で訶梨勒の形をかたどったものを帛糸(きんし)で飾ったものが、 東山山荘の柱飾りとされたことが伝えられ、 後に錦の袋に入れて色緒で飾ったものを茶席の床柱に飾るようになったのだとか。 |
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