作品名:飾り火箸(菊頭四方すかし)
作者名:木村清五郎 備考:木箱入 |
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ここでは、透かしついて説明しようと思います。
透かしの技術が始まったのは1282年、イタリアのボローニャだそうです。 紙すき職人が、手すき網にくふうして紙に模様が残るようにしたみたいです。 通常の透かしは、製造の過程で紙の上に水でコーティングされた金属の押し型や、 ダンディロールと呼ばれるローラーによって模様がつけられるのだとか。 日本の紙幣に使われている透かしは、「黒透かし」と呼ばれる特殊な透かしだそうです。 黒透かしは1848年に初めて使われたようで、深い色調と濃淡を表現できるのだとか。 現在ではすき入紙製造取締法に基づき、 政府の許可なくして黒透かしを入れた紙を作ることは禁じられているみたいです。 「透かし印刷」と言われるものもあるそうです。 肉眼では認識しづらい方法で印刷物に「印」を付け加える方式なのだとか。 「黒透かし」「透かし印刷」を知覚可能型とすると、 知覚困難型として「電子透かし」があるそうです 作者名・課金情報・コピー可能回数といった情報を、 何らかの形でコンテンツに埋め込む形式なのだとか。 「二値画像電子透かし(2004年)」という技術も確立しているそうで、 電子透かしの印刷物へ埋め込み、電子データ同様に、 印刷物の追跡ができるようになったみたいです。 「映像電子透かしソリューション(2011年)」は、 インターネット上の動画共有サイトにアップロードしようとすると 不正を自動検出し、抑止することできるようです。 |
作品名:飾火箸菊頭
備考:紙箱入 |
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菊は、中国から奈良時代末か平安時代初めに導入されたようです。
春のサクラに対して、日本の秋を象徴する花となるそうです。 それが決定的になったのは、 鎌倉時代の初め後鳥羽上皇が菊の花の意匠を好み、 「菊紋」を天皇家の家紋とした頃からみたいです。 育種が一気に展開したのは江戸時代から、 特に元禄期以降だそうです。 正徳頃(1711年〜1715年)からは、 「菊合わせ」と呼ばれる新花の品評がしばしば行われたようです。 ■50円玉について 1967年から発行された50円玉の表面には 「日本国」と「五十円」及び「菊」の図案があるそうです。 側面にはギザギザが付いており、そのギザ数は120あるようです。 貨幣のギザギザは、 もともと「金貨や銀貨等の貴金属の貨幣の場合に、 外縁が削り取られるのを防ぐため」や、 「当時の最高額面の貨幣であることを示すため」 に付けられていたそうです。 また、初期の50円玉は、今の50円玉より大きく穴もなかったみたいです。 しかし、当時の100円玉と紛らわしいということで穴があけられたとか。 その後、100円が白銅玉になったとき、50円も白銅に変更され、 やはり区別のため形も小さくなったそうです。 50円玉は、1950年から発行されているみたいです。 以下、50円玉の基本情報です。 50円洋銀貨(1950年のみ) 現存は3枚だけ 50円玉ニッケル貨(無孔)(1955年〜) 硬貨の成分 :ニッケル100% 硬貨のサイズ:直径25mm・重さ5.5g 50円玉ニッケル貨(有孔)(1959年1月5日〜) 硬貨の成分 :ニッケル100% 硬貨のサイズ:直径25mm・孔径6mm・重さ5g 50円玉白銅貨(1967年〜) 硬貨の成分 :銅75%・ニッケル25% 硬貨のサイズ:直径21mm・孔径4mm・重さ4g |
作品名:飾火箸(椎の実)
備考:紙箱入 |
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ブナ科クリ亜科シイ属の常緑の高木「椎(しい)」は、
アジア中心に約100種類あるそうです。 日本には「ツブラジイ」「スダジイ」の2種類が自生しているようです。 材は建材の他、シイタケ栽培用のホダ木として用いられるみたいです。 両種の果実(椎の実)は、冬芽が扁平で芽鱗が二列に配列し、 殻斗の表面にはイボ状の突起があるのだとか。 椎の実は、縄文時代には重要な食料であったそうです。 現在でも博多の放生会や、 八幡の起業祭といったお祭りでは、 炒った椎の実が夜店で売られているようです。 |