作品名:桑四方盆(小)
備考:紙箱入 |
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桑は、山桑や本桑とも呼ばるクワ科の落葉広葉樹。
日本各地に自生し、樺太・朝鮮・中国にも分布するが、 木材としての蓄積は極めて少なく貴重材なんだとか。 色調は、辺心材の区分は極めて明瞭で、 辺材は黄白色、心材は黄褐色ですが、 老樹になると黒味をおびるそうです。 光沢があり木理は美しいようです。 木質はやや重硬で加工はやや難しいようですが、 木肌は緻密で仕上がり面は美しいそうです。 狂いは少なく、心材の耐朽性、保存性は高いみたいです。 気乾比重は0.62なんだとか。 桑の木は、雌雄異株または同株で4月頃に緑色の球状の花が咲き、 7月頃に赤色から黒紫色の果実が熟し、食べられるようです。 樹皮は黄色の染料や和紙の原料となるとか。 桑は養蚕に利用されるが、 カイコは桑の葉しか食べることができないそうです。 | ||||||||||||
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作品名:柿合四方盆(小)
備考:紙箱入 |
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柿合塗りは、素地に柿渋を下地として施し、黒・朱などで彩色したのち、
漆の上塗りをした簡易な漆塗りのことだそうです。 漆の塗り方には数種類あるそうです。
また、下地の種類によって塗りの丈夫さが決まるそうで、 種類としては、以下のようなものがあるそうです。
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作品名:桐四方盆(小)
備考:紙箱入 |
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桐は、ゴマノハグサ科の落葉広葉樹。
北海道南部以南において植栽され、 会津桐・南部桐などが有名だそうです。 日本へは中国から伝来したとされ、アメリカにも自生するとか。 最近は、ブラジル・パラグアイ・マレーシア等にも植栽され、 我が国に輸入されているようです。 辺心材の別は無く、くすんだ白色をしている。髄は空洞となるみたいです。 アクが強く、アク抜きを怠ると、年月を経ると徐々に黒ずむとか。 日本の木材中最も軽く、切削等の加工は極めて容易だけれど、 反面、強度は劣るそうです。 湿気を通過することが少なく、割れ・狂いが少ないうえ、 研磨すれば光沢を出すみたいです。 気乾比重0.19〜0.30なんだとか。 昔、農家では女の子が生まれると庭に桐の苗木を二本植え、 その子が成人してお嫁入りするときに桐を伐採し、 その材料で桐タンスや長持を作ってもらい嫁いだそうです。 桐は家具材に適すると同時に成長が早く、15〜20年経つと成木となり、 家具材として使えるように育つことから、こうした風習が根付いたようです。 | ||||||||||||
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作品名:若狭盆(大)
備考:紙箱入 |
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若狭の浜に漂着したと伝えられる唐物の四方盆のことで、
その形に似たものを若狭盆と呼んでいるそうです。 『千家茶事不白斎聞書』に 「若狭盆、ふちせいじ内朱。是は若狭へ唐人著之時持来る。」 とあるようです。 塗りは内朱・外青漆・底黒。縁と見込の境にわずかな段があるみたいです。 稲垣休叟著『茶道筌蹄』に 「内朱外青漆、葉入角なり。いにしへ内朱の盆と云は此盆也。」 とあるようです。 葉入角(よういりかく)とは、四方入隅のことで、葉入というのは、 ミカンを皮を剥いたときの形に似ていることからそう呼ばれるのだとか。 | ||||||||||||
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作品名:若狭盆(小)
備考:紙箱入 |
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四方入隅形端反で低い高台がつくそうで、
茶入盆・花入盆・干菓子器などに使われるのだとか。 稲垣休叟著『茶道筌蹄』に 「若狭盆 此盆元七枚箱に入て、若狭の浜辺に流れ寄る。 唐物の盆なり。此盆に似よりたるを何も若狭盆といふ。」 とあるそうです。 | ||||||||||||
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作品名:真塗四方盆(銀杏青貝入)
価格:3,000円 備考:紙箱入 |
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黒漆を使い黒く仕上げた漆器のことを「黒塗り(くろぬり)」というそうで、
特に、すべて黒塗りのもの「真塗(しんぬり)」又は「総黒(そうくろ)」というようです。 「真塗」は、漆を何度もろ過してゴミを丁寧に取り除き、 刷毛目を残さないように塗り上げるために、 高度な技術を要し最高の塗りとして位置づけられているのだとか。 下塗りの色で朱溜塗,紅溜塗,黄溜塗と区別され、 透明感のある飴色の漆が美しい塗に仕上がるみたいです。 青貝に用いる貝は、夜行貝・白蝶貝・黒蝶貝・メキシコアワビ貝(耀貝)・アワビ貝・オウム貝などがあるそうで、 高岡漆器で用いる螺鈿用の青貝は、大阪の職人に約0.1mmの厚さに仕上げてもらうみたいです。 (ちなみに、一般的な螺鈿の青貝は約0.3mm厚だそうです。) 螺鈿(青貝塗)の作業は分業化されていて、木地師・青貝師・塗師がそれぞれ連携を取りながら製品を作っているようです。 それぞれ、木地師が木で箱や器などを作り、青貝師が貝を貼り付け、塗師が下塗りと上塗りを行うそうです。 | ||||||||||||
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作品名:四方盆(春慶塗)
寸法:22cm四方 備考:紙箱入 |
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春慶塗(しゅんけいぬり)は、
漆塗法の一種で、木地に黄または赤で色付けし、 透明な透漆(すきうるし)を上塗りして木目の美しさをみせる技法だそうです。 他の漆器とは違い、天然の木目の美しさをそのまま活かし、 「透き漆」と呼ばれる透明の漆が用いられるのだとか。 下地の色は黄色、紅が用いられ、完成時の色味を変えるみたいです。 現在は岐阜は飛騨春慶が主で、 他に秋田の能代春慶(江戸初期、飛騨の工人山打三九郎が開いた)、 茨城の粟野春慶、長野の木曾春慶などがわずかにその伝統を守っているようです。 | ||||||||||||
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